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偉禄環保、国際サミットに出展
2025年6月18日——20日、東京。
偉禄環保株式会社は、「Japan Energy Summit & Exhibition2025」に出展し、当社が取り組む最新の環境ソリューションを紹介いたしました。
当社は、香港上場企業リアロードグループホールディングス有限公司の日本法人として、金属廃棄物のリサイクルやESGに配慮した環境サービスを展開しており、今回の展示では、カーボンリカバリーおよび廃プラスチックの持続可能な処理技術に関する取り組みをご紹介いたしました。

主な技術のひとつである「ELVD技術」は、独創的な電気化学プロセスで、CO₂をカーボンナノ材料に転換するものです。
従来の方法と比べてコストを約5%に抑えつつ、1トンの製品あたり5〜6トンのCO₂を吸収できることから、資源の有効活用と温室効果ガスの削減の両立が期待されています。
また、超臨界水熱分解技術を用いた廃プラスチックのリサイクル技術についても紹介しました。焼却を伴わない低排出の処理方式で、プラスチックを高付加価値の液体燃料やカーボン系材料に変換することが可能です。環境負荷を抑えながら、アジアや欧州を中心とした地域での展開も視野に入れています。
当社では現在、自治体の廃棄物処理施設、産業系リサイクラー、政府機関、インフラファンドなどと連携し、各地での技術導入に向けたパイロットプロジェクトを進行中です。
日本において既に実証が始まっており、2030年までに年間3万トンの廃プラスチック処理を目指しています。
今後も偉禄環保は、環境技術の高度化と持続可能な社会の実現に向けた取り組みを進めてまいります。